[レビュー] Honor V10 BKL-AL20レビュー 約450ドルでKirin 970搭載

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Huaweiのサブブランドとして中国を中心に発売しているHonorスマートフォン。昨年中国で発売したHonor V10のレビューをしたいと思います。V10のグローバル向けとして、View 10も販売されています。
今回のモデルは、BKL-AL20というモデルでChina Mobile / China Unicom / China Telecomのネットワークに対応した中国で発売しているアンロック版です。

V10は、Mate 10 / Proと同じNPUを搭載したKirin 970を採用しています。そのMate 10 Proは、日本円で約8万円するスマートフォンとなっていますが、V10は約5万円で購入できるコストパフォーマンスに優れたスマートフォンです。最新のOSである、Android 8.0(EMUI 8.0)を搭載しているのも魅力的で、SoC以外でスペックの差はありますが、価格面だけで見ると素晴らしい一台です。このモデルは、4GB/64GBモデルの上位版、6GB/64GBです。
今回も、開封と端末デザインを中心にレビューを行いたいと思います。

レビュー対象品
Honor V10 BKL-AL20 6GB/64GB Aurora Blue (GearBest提供品)

Honor V10スペック(比較表)

  Honor V10 Huawei Mate 10 Pro
OS Android 8.0 Oreo EMUI 8.0 Android 8.0 Oreo EMUI 8.0
Display 18:9 5.99 inch 2160 x 1080 LCD IPS 18:9 6.0 inch 2160 x 1080 OLED
SoC 

HiSilicon Kirin 970 4x 2.36GHz A73 + 4x 1.8GHz A53+NPU
GPU Mali G72 MP12

HiSilicon Kirin 970 4 x 2.36GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53+NPU
GPU Mali G72 MP12
RAM/ROM 4GB/64GB/,6GB/64GB,*6GB /128GB
(up to 256GB)
6GB /128GB
Camera Rear
16MP+20MP(モノクロ) f/1.8
Front
13MP f/2.0

Rear
12MP+20MP(モノクロ) f/1.6
Front
8MP f/2.0

Network GSM B2/B3/B5/B8
CDMA BC0
WCDMA B1/B2/B5/B8
TD-SCDMA B34/B39
FDD LTE B1/B3/B5/B8
TDD LTE B38/B39/B40/B41
GSM B2/B3/B5/B8
TD-SCDMA B34/39
WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
FDD LTE B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17
/19/20/26/28/32
TDD LTE B34/38/39/40/41
Battery 3750mAh 5V / 4.5A 急速充電 Type-C 2.0 4000mAh 5V / 4.5A 急速充電 Type-C 3.1
その他 NFC,顔認証,指紋認証,3.5mm イヤホンジャック NFC,IP67,顔認証,指紋認証
サイズ 157.0 x 74.98 x 6.97mm 154.2 x 74.5 x 7.9mm
重さ 約172g 約178g
価格 $459.99(GearBest/6GB/64GB)
約50000円 *2/1時点
約87000円 *2/1時点

Box & 付属品


今回GearBestから到着した時は、シュリンク包装が破られていない新品未開封の状態で到着しました。Xiaomi Mi MIX 2など同様で、入荷したままの発送となっています。このモデルは、販売ページでEnglish and Chineseという記載がある通り、中国向けのソフトウェアがインストールされたままの状態で発送されます。GearBestで販売してるHuaweiスマートフォンなどは、中国版に国際版のソフトウェアを入れ替えて販売している物もあります。(販売ページにはGlobal / Internationalと記載があり) V10の様に全てではないので、記載のモデル名やサポートセンターに問い合わせるとわかると思います。箱に記載のモデル名とソフトウェア名が違うという事がある為注意が必要です。
話を戻して、パッケージを見ていきます。Box中央には荣耀V10(Honor V10)とプリントされ、シンプルなパッケージとなっています。側面にはモデル名などの記載があり、モデル名”BKL-AL20とIMEIなどが記載されたシールが貼られています。到着したのは2018/1に合格した比較的新しい端末でした。

付属品

  • Type-C USBケーブル
  • 中国プラグアダプタ
  • SIMピン
  • 説明書 x2・honor冊子
  • TPUケース
  • フィルム(貼り付け済み)

もちろん中国向けの製品となっているので、アダプタは中国向けのプラグとなっています。ケースはHonorロゴ入りTPU(数ドル程度の質感)
保証書は付属しておらず、HiCareアプリ内で確認することができます。これも中国向けの保証となっているので、国内では受け付けられないと思います。端末で確認すると2019/4まで保証が有効になっていました。(HiCareアプリやHuawei製のアプリは、アカウントの作成国により、一部使用できないものがあります)

Honor V10 本体・デザイン

実際に箱から出して本体のデザインや質感を写真で見ていこうと思います。
Honor V10は、Mate 10 Proなどとは違い、アルミニウムボディとなっています。これは、前モデルHonor V9(Honor 8 Pro)と同様です。色と質感は、Mate 10 Liteとほぼ同様ではないかと思います。非光沢のつや消しコーティングで質感は滑りのいい質感。OnePlus 5Tなどと比べると、手に持った時に滑る落ちる事は少ないと思います。厚さは約7mm程度とOnePlus 5Tと比較すると薄いボディです。ただ、背面がフラットなので持った感覚では、薄いなという感じはあまりないです。横幅や縦のサイズ感は特に違和感もなく他の縦長ディスプレイと同じです。
V10の本体カラーはAurora Blue(极光藍)です。見た感じはネイビーに近いカラーです。フロントと背面は同色のカラーリングの組み合わせ、Dラインは若干暗めの色が使用されています。公式イメージと比べると目立ちますが、V9などと比較するとデザインに殆ど影響していないと思います。背面中央にはhonorロゴ、下部にはモデル名などのプリントがあります。

中でも目を引くのは、背面にあるカメラです。2つのレンズは出っ張りがあり独立して配置されています。個人的にはあまりいいデザインとは思いません。

フロント・ディスプレイ

フロントデザインは、Mate 10 ProよりもMate 10のように指紋センサーがディスプレイ下に配置されています。上下ベゼルは狭い設計になっているのでかなり窮屈です。ナビゲーションバーやホームボタンでのジェスチャーが用意されています。

フロントパネルのカラーは、本体と同色のブルーですが光沢のあるカラーになっています。ホワイトのパネルとは違い、安っぽさはなく統一感があって良い感じです。
ディスプレイには5.99 inch 2160 x 1080 FHD+ TFTディスプレイが搭載されています。設定からカラーモードの選択ができ、通常のカラーは若干黄色、赤系の色合いになっています。細かく設定することもできるので、この辺りはしっかりしています。また、解像度の変更もできるようになっていて、通常のFHD+とHD+に落として使用することもできます。自動的に解像度の変更をするモードも搭載されています。他のスマートフォンよりもこの辺りの設定は充実しています。
OnePlus 5Tなどと比べると画面角が丸くなっています。

サイズ感については若干厚さを感じる印象です。ボディ設計上、仕方ないといえます。

ソフトウェア

ここについては文句のつけようがないです。Mate 10 Pro / Mate 10を同じAndroid 8.0 / EMUI 8.0の最新バージョンを搭載しています。V10は中国モデルですので、中国語と英語のみ対応かと思っていましたが、日本語を含む多言語が初回起動時から選択可能となっています。MIUIなどと比べるとローカライズがしっかりしており、中華フォントもありません。ここは実際驚きました。項目自体もほとんど日本語表示が可能です。

初期設定

Google Play Storeについて


中国版については一番導入に困る部分ではあります。Huawei / Honorスマートフォンについては、AppGalleryから”Google”と検索すれば一通りGoogle系のアプリのインストールが可能です。ただ、8.0バージョンがインストールされたスマートフォンでは、Googleにログインできても、アップデートやダウンロード中に404エラーが出ます。これはV10のみではなく、Mate 9 Proなどでも起きているようです。ネット上でダウンロードできるPlay Storeをインストールしても同様のエラーを確認しました。

解決策

  • Phone Cloneを使用して別端末から最新バージョンのPlay Store等のアプリを移動させる
  • 修正されるまで待つ(2/8に修正されたという情報があり)

恐らく、最新のPlay Storeをインストールするとほぼ正常に動作するようです。xdaスレッドでは、2/8に最新版をインストール後に正常に動作したという報告があります。
私の場合、プリインストールされているPhone Cloneを使用して、OnePlus 5T Android 8.0からGoogle Play Storeと開発者サービスを移動後に起動したところほとんどのアプリのダウンロードが可能になりGlobalモデルのように動作しています。Play Store以外にもGoogle製のアプリケーションは正常に動作します。

顔認証


View 10の発表時にも実演していた顔認証についても少し触れていきたいと思います。ここ最近のスマートフォンでは、指紋認証の他に顔認証をセキュリティオプションとして追加する端末が増えてきました。私も手元にあるスマートフォンのほとんどで実装されています。解除速度は端末によって異なり、vivo X20は夜間でもロック解除可能で満足度は高いです。それに比べると多少認証精度は低いです。発表時の実演でも薄暗い場所での解除に失敗している場面もありました。
画面下のベゼルに指紋センサーを搭載しているので、指紋センサーを使う頻度の方が高いかもしれません。ただ、持ち上げて起動するモードも選択可能で、顔認証も十分実用できる範囲の機能です。ただ、持ち上げて起動は少し過敏な印象、持ち上げる / 持つだけの判定は難しいのかもしれませんが、持っただけ画面が点灯してしまいます。

ハードウェア & ベンチマーク


V10の大きな魅力と言えばこの部分になると思います。
V10にはMate 10 Pro / Mate 10と同様のHisilicon Kirin 970が搭載されています。新しくNPUが搭載されたモバイルプロセッサーで、AI処理を行えます。パフォーマンスもSnapdragon 835に匹敵し、ゲームや動作面もフラッグシップスマートフォン並みです。さらに、このモデルは6GB  DDR4X RAMを搭載した上位モデルとなっています。スペック自体はフラッグシップモデル並みです。
実際にベンチマークを取ってみましたが、数値的にはほとんど差がでない結果となりました。一つ難点を挙げるとすれば、重い作業後の熱でしょうか。ベンチマーク測定前は23°だったのが、測定後の温度は33°程度となっています。ただ、実際は充電時よりも熱を感じる為、それ以上になっているかもしれません。
Snapdragon 835を搭載したOnePlus 5Tは、測定前21°で測定後は27°程度でした。最初の温度を加味しても若干熱を感じます。ただ、急速充電中の熱はほとんど感じません。(CPU-Zでは33-35°程)

一時期話題になったストレージの問題がありましたが、V10は800MB/s程を記録しているので、高速なUFSストレージが搭載されているのがわかります。(AndroBench Read速度)

開発者オプション項目にてBluetoothのコーデック選択が可能になっています。apt-X HDも選択可能。

ベンチマーク

Antutu 7.0.4

Geekbench

 

AndroBench

バッテリー


バッテリーも十分魅力に価する部分です。最近の6inch程度のスマートフォンでは大容量な3750mAhバッテリーを搭載しています。液晶が大型化してきたのとは逆に、大容量バッテリーを搭載したスマートフォンが減ってきた印象を受けます。SoCの進化や充電速度、電力効率の発展が大きく影響しているのがあると思いますが、やはり比較的容量が大きいバッテリーを搭載しているスマートフォンは魅力的です。さらに、V10は薄型なスマートフォンなので、この部分も見た目や使用感の満足度も高いです。5V4.5AのHonor Super Chargeにも対応しています。USB PDに対応したXiaomiアダプターで急速充電できました。
省電力モードも充実、3日程度のスタンバイが可能な標準の省電力モードと、8日以上のスタンバイが可能なウルトラ省電力があります。

ネットワーク

日本向けに発売されていないのであまり言及しませんが、対応バンドは狭く実用性は低いです。APN等はSIMカードを挿入すると自動的に選択されます。au系のSIMカード(非VoLTE)は通話は不可、データ通信のみ可能です。(不安定) バンド固定もできないようなので、ご注意ください。(Dual SIM Dual VoLTEも可能です。)
2/18追記
DSDVにスペック的には対応しているものの、実際にはV10ではVoLTE通話(Docomo SIM)はできませんでした。その他の携帯会社は不明です。

対応バンド

GSM B2/B3/B5/B8
CDMA BC0
WCDMA B1/B2/B5/B8
TD-SCDMA B34/B39
FDD LTE B1/B3/B5/B8
TDD LTE B38/B39/B40/B41

カメラ


Leica監修レンズを搭載していないV10。Huawei Mate / Pシリーズとは差別化が図られています。ただ、AIを使用した撮影にも対応しています。
カメラアプリを開くと、撮影モードの多彩さには驚きます。実際にV10のカメラモードは16程の撮影モードがあります。V10には被写体によってモードを自動選択する機能も搭載されているので、自動的に最適なモードで撮影できます。犬や猫の識別も可能です。
まだ届いて日が浅いのでしっかり撮影できていませんが、実際にサンプル撮影をしてきました。夜景、犬、フードモードは自動選択されています。(画像ファイルのサイズが大きくなっています。)

ファーストインプレッション


スペックを見ていくとMate 10 Pro / Mate 10の廉価版という印象ですが、フラットでメタルボディ、イヤホンジャックも搭載されていて、国内で販売されたらこちらを選ぶ人も多いのではないかなと思うほどの完成度です。いくら質感が悪くないといいながらも、Mate 10 Liteと同じような質感でMate 10 Proの高級感には及ばないとは思います。

中国版と言いながらも日本語が選択可能で、Google Playもほとんど手間なく導入できるという事を考えると非常に使いやすく満足度も高いです。到着時はView 10のROMを焼こうかなと思っていましたが、その必要はほとんどなくなりました。アップデートも中国版として降ってきますし、ソフトウェアの不満というのはありません。
18:9ディスプレイにもかなり慣れてきたのでフィット感も悪くなく、角丸ディスプレイも悪くないかなと思います。
UIに関してもFuntouchOSがかなりゴリゴリカスタマイズされているので、EMUIの使いづらさはほとんど感じません。個人的な意見ですが、Pure Androidに肉付けしたようなカスタマイズ方法だと思うので、操作方法などは慣れるのは早いのではないでしょうか。細かい機能もEMUIは充実していますし、設定に関しても項目が多いです。

カメラについては、被写体によって自動選択するカメラは手軽に撮影できるカメラとしてはかなり優秀だと思います。撮影モードもかなり使いやすいです。手軽に撮影できる点を考えると、V10はその他のスペックも高いので、これ一台で完結できる程度のカメラを搭載していると思います。

Honor V10 BKL-AL20 6GB/64GBを購入する

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