Snapdragon 765GとSnapdragon 845を主要ベンチマークアプリで比較

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2018年にフラッグシップスマートフォンに搭載されたQualcomm Snapdragon 845と、2019年にミッドレンジにリリースされたSnapdragon 765Gをベンチマークアプリを使って比較してみます。

Snapdragon 845はOPPO Find X、Snapdragon 765GはOPPO Reno3 Proを使用しています。

 

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Snapdragon 765GとSnapdragon 845の主な仕様

出典 : Qualcomm

なぜこの2つを比較するかというと、単純にミッドレンジスマートフォンに搭載されるSnapdragon 765Gの性能が、これまでのSnapdragon 7xxシリーズよりも向上しているという点、まだまだ現役で使用できるSnapdragon 845とどの程度の差がでるか気になったからです。

Snapdragon 765Gは、現時点で7シリーズの最上位プロセッサになります。Kryo 475 CPUを搭載した7nmプロセス製造の5Gモデム統合の最大動作周波数2.4GHzのOcta Core SoCです。GPUにはAdreno 620を搭載し、無印の765よりもGPU性能が10%程度グラフィックスレンダリングが高くなっています。さらに、現行の8シリーズでもサポートしているSnapdragon Elite Gamingにも対応しています。

対してSnapdragon 845は、Kryo 385 CPUを備えた10nmプロセス製造のSoCです。GPUはAdreno 630を内蔵、2018年のフラッグシップスマートフォンに搭載された最大動作周波数2.8GHzのOcta Core SoCです。

今回は、Antutu Benchmark V8、Geekbench 4、3DMark – The Gamer’s Benchmark、PCMark for Android Benchmarkを使用しています。
また、ストレージ速度に関しては、Androbenchを使用しました。

 

Antutu Benchmark

上記のグラフはAntutu Benchmark V8を使用して測定しています。
結果的に、合計スコアではReno3 Proの319995に対して、339009というスコアを記録したSnapdragon 845の方が高くなっていますが、GPUスコア以外はSnapdragon 765Gの方が高いという結果になりました。

 

Antutu Benchmarkスコア一覧

Antutu Benchmark(Google Play)

 

Geekbench 4

Geekbenchはスコア算出が変更されたGeekbench 5がリリースされていますが、今回は4を使用しています。
結果は、シングルコアではSnapdragon 765Gがより高いスコアを記録しましたが、マルチコアではSnapdragon 845が高いスコアを記録しています。

Geekbench 5(Google Play)

 

3DMark – The Gamer’s Benchmark

3DMark – The Gamer’s Benchmarkはこのサイトではほどんど使用していますが、今回は比較のために使用しました。
このアプリでは、デバイスGPUおよびCPUパフォーマンスをベンチマークできます。

実際に比較してみると、このベンチマークアプリではSnapdragon 845の方が高いスコアを記録しました。

3DMark – The Gamer’s Benchmark(Google Play)

 

PCMark for Android Benchmark

 

PCMark for Android Benchmarkでは、一般的な日常のタスクに基づいたテストを行うことができます。
ベンチマークでは、ウェブブラウジング、ビデオエンコード、ライティング、フォトエンコード、データマニピュレーションスコアを測定して、Work 2.0 Performance Score(上記のグラフの数値)を算出します。

PCMark for Android Benchmark(Google Play)

 

Androbench

Androbenchでは、内蔵しているストレージの速度を測定できます。この点はプロセッサの種類は関係ありませんが、2018年のフラッグシップスマートフォンと2019~2020年のミッドレンジスマートフォンに搭載されるストレージを比較できます。

Androbench(Google Play)

 

どちらも申し分ないパフォーマンス

2018年に発売されたOPPO Find Xは、もう数ヵ月すると発売から2年経過するスマートフォンになります。Snapdragon 865を備えたスマートフォンがリリースされるのも時間の問題になっており、世代的には旧モデルのプロセッサです。
しかし、このように比較すると、現行のハイエンドスマートフォンのパフォーマンスを求める層には物足りなさがあると思いますが、数値から見るとGPU性能自体はかなり高いので、パフォーマンス的にはまだ数年問題なく使用できると思います。

ただ、パフォーマンスに満足できても、バッテリー寿命やその他部品の故障などが問題になってくると思うので、パフォーマンスを求めるならSnapdragon 855シリーズやこれから登場するSnapdragon 865を搭載したスマートフォン、低価格に抑えたいならSnapdragon 765G(国内では未発売)や730Gを備えたスマートフォンに買い替えるのがおすすめです。

 

そのSnapdragon 765Gは、前回の比較でもわかるように、ミッドレンジスマートフォンとしては申し分ないパフォーマンスを誇ります。OPPO Reno3 Proで限って言えば、最新のAndroid 10、6.5 inch パンチホールディスプレイ、高速なUFS 2.1ストレージ、48MPクアッドカメラなど、プロセッサの性能以外でもハイエンドスマートフォンにも劣らないと思います。

このように、ハイエンドスマートフォンよりも手軽な5Gスマートフォンが欲しいという方にとっては、Snapdragon 765Gは選択肢の一つとして候補に入るプロセッサだと思います。
と言うのも、上記のスコアや実際に使用した感覚だと、Snapdragon 845→Snapdragon 765Gだとほとんど性能の差を感じることが少ないので、845では動いたアプリが765Gでは動かないという可能性も少なく、単純に2年経過したから同性能くらいのスマートフォンに買い替えたいという方にとっては問題はないと思います。

また、全体的なプロセッサの性能以外に、現在はカメラ品質に関してもミッドレンジスマートフォンは向上しています。Snapdragon 765Gに搭載されているSpectra 355(ISP) image signal processorは、Snapdragon 845のSpectra 280のように192MPカメラに対応しているほか、22MPデュアルカメラ(30fps)と36MPシングルカメラ(30fps)に対応しています。

Snapdragon 845の16MPと32MPよりも高画素なカメラを搭載できるので、トレンドになっている高画素センサーのクオリティ(チューニング等)がさらに上がれば、ミッドレンジスマートフォンでも十分満足できるカメラシステムを搭載したスマートフォンが発売されるかもしれません。

現在、日本国内ではSnapdragon 765Gを備えたスマートフォンは発売されていません。しかし、このOPPO Reno3 Proは価格的にも6万台で購入できる端末なので、過去に同価格帯のR17 Proを投入したことを考えると、日本での発売も期待できます。

*ベンチマークはOSバージョン、デバイス、測定環境などによって結果が異なります。ベンチマークの数値に関しては目安としてご覧いただき、参考にしてください。
ベンチマーク結果(画像)に関しては転載はご遠慮ください。

 

OPPO Reno3 Pro

価格 約66000円~(PCで下記のリンクにアクセスした際、Reno3 Proが検索結果に表示されていない場合はスマートフォンでご覧ください。)

購入リンク(Aliexpress)

 

前回の比較

OPPO Reno3 Proに搭載されたSnapdragon 765Gをベンチマークアプリで比較

 

 

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