5眼カメラ搭載スマートフォン Nokia 9 PureViewを購入 気になった点を簡単にレビュー

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Nokiaから発売されているCarl Zeiss(カール・ツァイス)のレンズを搭載した5眼スマートフォン、「Nokia 9 PureView」を購入したので、気になった点を中心にサクッとレビューをしようと思います。

そもそも、このブログは中国メーカーを中心に掲載していますが、Nokia 9 PureViewは発売してから興味をそそられていたスマートフォンだったこと、価格もお手頃だったこともあり購入することになりました。
Nokiaスマートフォンは、Windows Phone「Nokia Lumia 520」以来で、それもエントリーモデルだったこともあり、そこまでしっかりと触ることなく手元から無くなりました。

 

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Nokia 9 PureView

Nokia 9 PureViewは、背面にZeiss製の5つのレンズ(RGB ×2+Mono ×3)とTOF 3Dカメラを搭載し、撮影時の光の量は単一カラーセンサーと比較すると最大10倍になることを特長にしたスマートフォンです。さらに、TOF3Dカメラによって、一眼レフのように背景をボケさせることでき、撮影後に焦点の変更も可能にしています。

また、Nokia 9 PureViewはAndroid Oneスマートフォンとして発売されているので、UIはカスタマイズされていないクリーンなOSが搭載されています。ディスプレイには5.99(6) inch 2880 × 1440 pOLED、SoCにQualcomm Snapdragon 845を備えており、IP67防水やワイヤレス充電などをサポートしたスペック的にも優れたスマートフォンです。

 

 

Nokia 9 PureView
OS
Android 9 Pie
Display
 18:9 5.99 inch 2880 × 1440 QHD+ pOLED
Corning Gorilla Glass 5,
アンビエント表示,,HDR 10
SoC
Qualcomm Snapdragon 845 Octa Core(10nm)
Kryo 385 CPU
GPU
Adreno 630
RAM
6GB LPPDDR4X
ROM
128GB
リアカメラ
12MP ×5, f/1.82 (RBG ×2, mono ×3)
フロントカメラ
20MP
ビデオ
4K / 4H HDR / FHD / FHD HDR / HD / FHD(18:9) / スローモーション / タイムラプス
ネットワーク
Wi-Fi / Bluetooth
802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0 / Qualcomm aptX
バッテリー
3320mAh / 18W / 10W Qi
その他
気圧計/ ジャイロ / 電子コンパス / Type-C / Nokia spatial audio(3マイク)/ 画面内指紋センサー
位置
GPS  / A-GPS / GLONASS 
カラー
Midnight Blue
サイズ
155 × 75 × 8 mm
重量
172g

 

軽量で薄く、シームレスなデザイン

6インチクラスのスマートフォンは現在のトレンドとなっており、ほとんどのフルスクリーンスマートフォンが6インチを超えています。200gを超えるスマートフォンが多い中、Nokia 9 PureViewは厚さ8mmに抑えられ、重さも172gです。両面はCorning Gorilla Glass 5で保護されており、背面のカメラは段差がないシームレスな設計になっています。
フレームはアルミニウム製のもので、軽さと耐久性を兼ね備えており、質感的にも満足できるクオリティです。

実際に手にしてみると、ここ最近は200g越えのスマートフォンを使用しているということもあり、軽いという印象がありました。質感も悪くなく、本体設計に関しては極力無駄なものを省いているという印象を受けます。
6角形に配置されたカメラは実際に手にしてみるとそこまで気になることもなく、デザインの一部と考えるとそこまで悪くないと思います。

Nokia 9 PureViewは、IP67等級の防水性能やワイヤレス充電もサポートしているため、Android Oneとしてはかなり多機能です。

 

サイズ感がちょうどいい高解像度ディスプレイ

カメラが魅力的なNokia 9 PureViewですが、ディスプレイも標準より高解像度なHDR 10をサポートした5.99(6) inch 2880 × 1440 pOLEDを搭載しています。ベゼルを極限まで狭くしたフルスクリーンやノッチ付きディスプレイとは異なり、上下ベゼルがあるディスプレイです。
切り欠けがない高解像度ディスプレイなので、撮影した写真の編集や映像の視聴などにも最適で、ゲームも大画面で楽しめます。

搭載されているpOLEDは、Super AMOLEDと比較するとコントラストが強い感じあります。これに関しては設定画面からPureDisplayという項目でコントラストの変更ができます。(Dynamic / Vivid / Cinema / Basic)
FHDよりも解像度の高いディスプレイで映像を視聴できるのは利点だと思います。

 

指紋センサーは実用性が低く、改善が必要

ここ1年程度で採用するスマートフォンも増え、速度・認識率が格段に向上したディスプレイ指紋センサーですが、Nokia 9 PureViewのものはあまり実用的とは言えません。というのも、200ドル台のスマートフォンに搭載されている指紋センサーでも、速度・認識率は高いと感じるほどです。

センサーの種類は異なりますが、一昔前のMi 5sの超音波指紋センサーを思い出させます。
これは、アップデートで大幅に改善することは無く、速度と認識率をあげるにはコツが必要でした。Nokia 9 PureViewもある程度コツが必要で、今後のアップデートでどのように最適化されていくかは不明ですが、もう少し使いやすいものになって欲しいと思います。(ただ、酷評されるほど酷くはなかったというのは正直なところ)

指紋認証に加えて、顔認証もサポートしています。これは3D顔認証ではないので安全ではありません。

 

このようにコツさえ掴めばそこまでストレスはありませんが…速度は最近のものと比べると遅いです

 

Android One / Snapdragon 845

Android Oneといえば、エントリーからミッドレンジスマートフォンというイメージがあります。2年間のアップデートと3年間のセキュリティパッチアップデートが保証されているといっても、性能が低すぎるとサポートされている間に満足に使えなくなることがあると思います。
しかし、Nokia 9 PureViewは一世代前のハイエンドプロセッサー、Qualcomm Snapdragon 845を搭載しているため、少なくとも2年間は問題なく使用できます。加えて、GPU性能にも優れているので3Dゲームも満足に動作します。
国内ではPixelシリーズが購入できるのでわざわざ国内で発売していないスマートフォンを購入する人は多くないと思いますが、Pixelスマートフォンと同じような機能を使用できるのはメリットです。

 

搭載されているAndroid 9は、先ほども書いたようにカスタマイズされていないOSがインストールされています。サポートアプリとカメラアプリ以外はGoogle製のアプリのみインストールされ、クリーンな見た目と使いやすいインターフェースが特徴です。また、設定やナビゲーションバーはAOSPに準拠しているので使いやすいです。

ただし、使っていて気になったのが通常使用時のカクつきです。
ゲームプレイはSnapdragon 845の恩賜を受けている印象ですが、ロック解除時のぺージ送りのカクつきは入手してから間もないものの、何度も遭遇しています。この点も、指紋センサーと同様に安定してくるとさらに満足度は向上しそうです。

Nokia 9 PureViewのアップデート頻度に関してですが、発売してからセキュリティパッチと修正を含むアップデートは5月以外毎月配信されています。

 

5眼カメラは想像以上だが…

PureViewというだけあって、カメラ性能は群を抜くものがあります。

Nokiaによると、Zeissの12MPセンサー(f/1.8,1.25µm,1/2.9″)を5つ同時に撮影することによって、光の量は単一のカラーセンサーの最大10倍になるようで、光と影を忠実に撮影でき、モノクロ写真や背景をボケさせる写真も手軽に撮影できます。また、RAW / DNG形式でも保存され、Lightroomで細かく編集できます。

実際に使用して見ると、撮影方法は至って簡単でプロモードなどで撮影しなければ、通常のスマートフォンのカメラと同様です。5つのレンズを使用したHDRや色の再現度は素晴らしいと思います。しかし、特に優れているかと言われれば微妙で、5つのレンズが大きなメリットになっているかと言われればうーんという感じでしょうか。TOFレンズによって1200以上のレイヤーを識別し、詳細な深度マップを可能にしているようなので正確なボケ効果を期待していましたが、被写体によってはそこまで満足する結果を得られませんでした。
ただ、6万円程度で購入できたことを考えると、十分過ぎる性能は持っていると思います。

日中・夜間含めJPGで保存された画像は若干暗めになり、暗所での撮影に重宝するXiaomiやOPPOなどに搭載される夜景モードと比較すると暗くなります。

JPGと同時にRAW / DNG形式でも保存されるので、写真を編集することができます。Android Oneなので、Googleフォトに高画質写真を無制限(RAW / DNGは対象外)に保存できるほか、JPGは撮影後に焦点の変更ができます。

サンプルとして数枚撮影しました。

 

 

まとめ

Zeissの5つの12MPセンサーを搭載していることを前面に押し出したスマートフォンだけあって、数日では使いきれないほどのモードが搭載されています。モードや編集などを使いこなせれば、クオリティの高い写真をスマートフォンだけで撮影・編集できるのでNokia 9 PureViewの存在感が増してくるのではないかと思っています。

特長のカメラを含め、スマートフォンの使用感的にはまだまだ課題が多く、システムの安定性や最適化に関しては長い目で見ていく必要がありそうです。ただ、Android Oneということで長期的なアップデートが期待でき、Snapdragon 845を搭載していることもプラスに働いてくれるはずです。また、撮影後の合成処理にかかる数十秒やカメラアプリの起動速度やモードの切り替えはもう少し速くならないとストレスが溜まりそうです。

6角形のレンズ配置を採用したデザインは賛否両論ありそうですが、Android Oneとしては高機能で日本で展開されていれば大きな話題になったのではないかと思います。

Nokia 9 PureViewは、Cloveやその他オンラインショップで購入できます。ショップによってモデルが異なるので、ご注意ください。(レビューしたTA-1082はSingle SIMバージョンです)
Dual SIMバージョンが欲しければExpansysなどで購入するといいかもしれませんね。

 

 

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