OPPO Reno ハンズオン・ファーストインプレッション

この記事をシェアする

 

4/19に発売されたOPPOの新機種「OPPO Reno」が中国から到着したので、デザインなどを中心に実機を使用したハンズオンレビューを簡単に紹介したいと思います。今回紹介できなかった部分は、後日別記事に掲載予定なのでそちらをご覧ください。

レビューするモデルはOPPO Reno大陸版です。グローバル版や国内版とは多少異なることがあります。予めご了承ください。

*写真やgifを載せています。モバイルデータ通信の方はご注意ください。写真はサイズが大きくなっています。

 

スポンサードリンク

OPPO Reno概要・仕様

OPPO Renoは、10x Zoom版 / Reno 5Gよりもスペックを抑えたモデルとなっており、同様に価格も抑えられています。

シリーズ共通のデザインを採用し、艶消しと光沢のガラスボディを組み合わせた創造性溢れる3Dカーブデザインになっています。最近のスマートフォンとは異なり、カメラレンズに段差や隙間が一切ないデザイン、カメラ下にはOドットと呼ばれるモース硬度8.5のセラミック素材があり、本体を机などに置いたときにカメラやボディを傷から守ります。

主な仕様として、画面占有率93.1%のディスプレイは6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED、Qualcomm Snapdragon 710、6GB / 8GB RAM、128 / 256GB ROMのバリエーションがあります。構造と認識アルゴリズムを旧世代からアップグレードしたディスプレイ指紋センサーを搭載し、認識速度は28.5%向上しています。

さらに、3765mAhバッテリーや充電時間をVOOC 2.0と比べて23.8%短縮できる独自規格のVOOC 3.0急速充電、カメラは12MPよりも高精細な写真が撮影できるSony IMX586 48MP+5MPリアカメラ、フロントカメラにサイドスイングリフティング構造を採用した、0.8秒で昇降する16MP Pivot Rising Cameraを載せています。

 

OPPO Reno
OS
ColorOS 6 (Android 9 Pie)
Display
6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED,DCI-P,3,97%NTSC,430nit,Corning Gorilla Glass 6
SoC
Qualcomm Snapdragon 710 2.2GHz Octa Core
GPU
Adreno 616
RAM
6GB / 8GB LPDDR4x 1866mhz
ROM
128GB / 256GB UFS 2.1
リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,6P,PDAF)
夜景 / パノラマ / ポートレート / 48MPモード / スローモーション / エキスパート / タイムラプス / スローモーション
リアカメラ2
5MP(f/2.4)
ビデオ
最高 4K 30fps / 1080p 60fps / 30fps /
720p 60 fps / 30fps / EIS

フロントカメラ
16MP(f/2.0)
ネットワーク(全网通版)
Dual Nano SIM
GSM : 850/900/1800/1900MHz
CDMA : BC0(800MHz)
CDMA2000 : BC0(800MHz)
WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA : 1900(f)/2000(a)MHz
TD-LTE : 34/38/39/40/41(100M)
LTE-FDD : B1/2/3/4/5/8
4G+ TD-LTE : B38C/B39C/B40C/B41C/B39A+B41A
4G+ LTE-FDD : B1C/B2C/B3C/B1A+B3A

Wi-Fi / Bluetooth
2.4GHz / 5GHz
Bluetooth 5.0 

バッテリー
3765mAh Type-C,VOOC 3.0
その他
ディスプレイ指紋センサー,3.5mmイヤホンジャック,NFC,Dolby Atmos(OTA),AK4376A(ウェブサイト未掲載)

位置
GPS,A-GPS,Glonass.BeiDou,Galileo

カラー
雾海绿 / 薄雾粉 / 星云紫 / 极夜黑
サイズ
156.6 × 74.3 × 9.0mm

重量
185g

価格
6GB/128GB 2999元(446ドル)
6GB/256GB 3299元(491ドル)
8GB/256GB 3599元(536ドル)

 

デザイン

これまでのOPPOスマートフォンと大きく異なり、Renoシリーズは背面のデザインを刷新し、カメラレンズ部の段差や隙間が一切ないシームレスなデザインを採用しています。本体の薄型化やカメラの性能の進歩によりレンズ部に段差が生まれるものが多くある一方、Find Xの3D Stealth Camerasに続き、新たに段差がない見た目にも美しいデザインに仕上げられています。

 

カメラレンズを守るOドット

背面はカメラ部の段差を無くしただけではなく、カメラ下にあるモース硬度8.5のセラミック素材を使用したOドットにより、本体を机などに置いたときに僅かに段差ができ、カメラやボディを傷から守ります。実際に机に置いてみると、Oドットが配置されている上部は僅かに浮きます。
Oドットは、ケースを使用するユーザーにとってはほとんど意味をなさないものとなっていますが、デザイン的なアクセントもあり、ケースなしで使用するユーザーにとってはメリットが多いです。

 

本体の質感は、R17 Proの艶消しガラスボディとは異なる感触です。
今回手に入れた星云紫は、紫や青系のグラデーションカラーに光沢感のあるガラスが採用され、雾海绿 / 薄雾粉は光沢と非光沢の質感を組み合わせたガラスボディです。星云紫は、控えめながらも綺麗なグラデーションに仕上げられています。

 

Reno本体は少し厚め

Renoは本体の厚みが9.0mmあり、ここ最近のスマートフォンと比較すると厚いです。
これは、Pivot Rising Camera(フロント)などの搭載によって厚みのあるデザインなったと思われますが、3D曲面ガラスを採用することにより数字以上に厚みを感じることはありません。個人的な意見として、本体の厚みよりもカメラレンズの段差がないという点の方が大きく、デザインとして評価できます。

 

Renoシリーズは他のメーカーには無い、創造的なデザインを採用しています。近年のOPPOは、主要シリーズのR15までiPhoneやその他メーカーと似たようなデザインを採用してきましたが、R17から中央にカメラを配置するデザインに変更しています。また、Find Xの発売により、OPPOはこれまで以上にデザインの美しさにこだわって設計をしていることがわかります。
Find XでOPPOスマートフォンを知った人も多いと思いますが、Renoも独自性がある美しいデザインなので、気に入る方も多いと思います。

 

OPPOらしいシンプルでエレガントな手になじむデザイン。OPPOロゴは新しいものに変わっています。

 

3.5mmイヤホンジャック・Type-C・スピーカー(モノラル)
上下のフレームはグラデーションに合わせた異なる色が使われています。

 

Pivot Rising Camera(フロント)

Renoシリーズのフロントカメラは前面のベゼルではなく、サメの背びれのように上昇するカメラが本体内部(上部フレーム)に格納されています。この部分には16MPフロントカメラ・通話用スピーカー・フラッシュ(後)が搭載され、0.8秒でアップダウンします。

耐久性については、20万回の使用に耐えることができ、1日20回の使用で27年以上、100回使用しても5年は問題なく使用できる耐久性があることが公式ウェブサイトで案内されています。

 

実際に使用してみると、vivo NEXやFind Xのような”機械的”な動作でなく、より静かで振動も少ないスムーズな動作が印象的で、カメラが昇降している感覚はほとんどありません。
Find Xの動作音がうるさかったということは全くないですが、Pivot Rising Cameraの技術的な進歩を体感することができます。公式ウェブサイトではこのカメラ技術を”優雅“という言葉で表現されていますが、本当にこの言葉にピッタリです。
フロントカメラは通常の写真撮影と顔認証で使用することができます。

 

故障防止の機能も搭載

落下を感知すると故障を防ぐために自動でカメラが降ります。

 

ディスプレイ

Find XのPanoramic Arc Screenとは違い、Renoはフラットな6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ Super AMOLED Panoramic Screenを搭載しています。ノッチレスデザインのディスプレイは、ベゼルも最小限に抑えられており、下部ベゼルは3.5mm、画面占有率は93.1%と大型なフルスクリーンが大きな特徴になっています。
Renoに搭載されているAMOLEDは従来のものよりも鮮やかになり、消費電力量を8%削減できます。さらに、TÜV Rheinland認定のブルーライトフィルターは、目の保護機能をオンにしたときにフィルター機能が最大56%を超えることもあるようです。

 

6.4 inchという大きさから、片手での画面全体の操作は難しいです。ただし、大画面+ノッチレス+鮮やかなAMOLEDによって、映像の視聴には最適です。

 

発色が良いSuper AMOLED

実際にSuper AMOLEDを搭載しているXiaomi Mi 9とRenoを比較してみると、Renoのディスプレイは非常に鮮やかで発色がいいです。(色温度 デフォルト、強調させるために写真を加工しています)
Mi 9は若干色が薄く、Renoは色の段階差がしっかり表示され、より鮮やかです。

 

ディスプレイのベゼル

 

精度・速度ともに実用的なディスプレイ指紋センサー

従来よりも28.5%速度が速くなったディスプレイ指紋センサーは、使用した範囲内ではロック解除で躓くことはなく非常に快適です。vivo NEX / NEX Dual Display / OPPO R17 Pro / Xiaomi Mi 9とディスプレイ指紋センサーを搭載したスマートフォンを使用してきましたが、R17 Proから精度や大幅に速度が向上し、第5世代の技術(NEX DD / Mi 9)とほぼ同じくらいの速度です。

 

指紋でのロック解除

 

ColorOS 6

Renoシリーズに初搭載されたAndroid 9ベースの最新OS「ColorOS 6」は、全体的な使用感は従来のバージョンを継承し、システムアプリやアイコンのデザインなどが再設計されています。国内版・大陸版・国際版でOS自体の挙動は異なるものの、大まかなデザインは統一されており、グラデーションを多用したボーダーレスデザイン、フォントサイズや余白を増やしたデザインになります。

ColorOS 6は、OPPOらしいシンプルなデザインのUIとなっています。加えて、通常のホーム画面とAndroid独自のドロワーモードの選択ができるようになり、ColorOS 3.x時代と比べると操作性などはAndroid色が若干強くなった印象を受けます。

システムアプリ以外に、アプリがプリインストールされています。気になる場合は削除可能です。

 

その他のOSと比べるとできることが少なく、ホームランチャーの変更ができません(大陸版のみ)

 

Breenoは日本語非対応

大陸向けColorOS 6の音声アシスタントはBreenoという名称に変更されています。アシスタント関連のボイス・ドライブ・タッチ(文字認識)・フィードは全てBreenoという名称に変更されます。例を挙げると、ホーム画面をスワイプすると現れるBreenoフィード(旧・国際版 スマートアシスタント)は、名称は異なるものの機能的にはほぼ同様です。
*Breeno音声アシスタントは中国語のみ対応しています。*大陸版はGoogle Play Storeがインストールされていないので、抽出したPlay Store apkなどを手動でインストールする必要があります。

 

主な変更点

クイック設定のパネルと音量設定画面は全く新しいものになっています。アイコンは大きくて見やすく、タップしやすいです。

 

カメラアプリもよりシンプルに使いやすくなっており、スワイプでのモードを切り替えは写真・動画・ポートレートのみ、その他撮影モードは画面下のメニュー項目から選べるようになり、カメラアプリは非常に使いやすくなっています。
Renoは、48MP撮影に対応しているものの、今のところ画面右上の設定画面以外で切り替える方法はありません。また、48MPは4:3の撮影のみ対応しています。

 

スクリーンショット

カメラアプリ / 落下時のポップアップ

 

新たに追加されたドロワーモード

 

ColorOS 6 / ColorOS 5

 

ColorOS 6 / ColorOS 5 クイック設定

 

その他スクリーンショット

 

ベンチマークスコア一覧

Antutu / Geekbench / AndroBench

 

サンプル写真

OPPO Reno カメラ仕様
リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,6P,PDAF)
夜景 / パノラマ / ポートレート / 48MPモード / スローモーション / エキスパート / タイムラプス / スローモーション
リアカメラ2
5MP(f/2.4)
ビデオ
最高 4K 30fps / 1080p 60fps / 30fps /
720p 60 fps / 30fps / EIS

フロントカメラ
16MP(f/2.0)

 

OPPO Reno 通常 / 2倍ズーム

 

OPPO Reno(左) / Xiaomi Mi 9(右)

 

OPPO Reno(左) / Xiaomi Mi 9(右)

 

OPPO Reno(左) / Xiaomi Mi 9(右)

どちらもAIをオンにした状態で撮影。Renoは幻惑色がオンになっています。

 

ファーストインプレッション

OPPOスマートフォンを使用するのは初めてではありませんが、Renoという新シリーズはいい意味で驚きがありました。ネット上でレンダリングを見る以上に洗練された独創性のあるデザインが印象的で、持った時の質感はミッドレンジスマートフォンとは思えないほどの満足度です。(本体の大きさという点では、発売後に実際に手にして確認することをおすすめします)

Renoは、スマートフォンでも高精細な写真が撮影できるSony IMX586 48MPセンサー、安定感のあるSnapdragon 710、VOOC 3.0急速充電をサポートするなど、R17 Proと同様にハイエンドモデルに引けを取らない仕様です。さらに、10x Zoom版には無い3.5mmイヤホンジャックがあり、Hi-Res非対応の代わりにAK4376Aを搭載しているようなので、スマートフォンでも高音質な音楽が気軽に楽しめます。

 

Renoは機能性と実用性を兼ね備えたミッドレンジ機

このように、Renoは全体的に高水準なモデルに仕上げられているので、ハイエンドは要らないけどゲームができる性能が欲しい・大画面で映像を楽しみたい・デザインが良いスマートフォンが欲しいというユーザーにおすすめです。加えて、カメラレンズの傷を防ぐOドットや落下時に自動的にカメラを閉じる保護機能など、細かい部分まで配慮されており、性能以外の機能を重視したいというユーザーにも受け入れられるのではないでしょうか。

ミッドレンジながら精度・速度ともに実用性が高くなっており、R17 Proよりも快適さは増しています。

 

ColorOS 6の挙動については使用日数が少な過ぎて言及できませんが、ColorOS自体あまり評判が良くないので日本投入時またはアップデートでどのくらいユーザーの声を反映できるかを注目したいと思います。

日本ではどのモデルがリリースされるかは不明ですが、5/10にはRenoグローバル版が発売される予定になっているので、気になった方は是非チェックしてみてください。
現在、OPPO Renoは中国での発売のみです。また、薄雾粉 / 星云紫の2色は現時点で中国のみで、グローバル版は Jet Black(极夜黑) Ocean Green(雾海绿)が展開されます。そのグローバル版は5/10から発売予定です。(日本は未発表です)

 

イヤホンなど付属品も充実

付属品は、保証書・ケース・5V4Aアダプター・Type-Cケーブル・SIMリジェクトピン・イヤホンです。フィルムは出荷時から画面に貼り付けてあります。

 

購入先

OPPO Reno購入先・リンク
Aliexpressでの販売価格は462ドル程度からとなっています。購入するならグローバル版か日本での発売を待った方がいいですが、薄雾粉 / 星云紫の2色が欲しい方は大陸版を購入する必要があります。

商品ページ

 

 

当ブログの一部リンクには、アフィリエイトリンクが含まれます。予めご了承ください。(詳しくはこちら)
文章の盗用やレビューなどの画像の無断使用はご遠慮ください。

Twitterアカウントをフォロー

このブログの更新情報はTwitterアカウントで受け取ることができます。その他にもクーポンの配信や不定期でTwitter限定のプレゼントキャンペーンなども実施しています。更新情報を受け取りたい場合はフォローをお願いします。

 

 

OPPO Reno

429ドル
8.9

デザイン

9.2/10

カメラ

9.0/10

性能

8.5/10

値段

8.9/10

おすすめ度

9.0/10

スポンサードリンク

Pros

  • 特徴的なデザイン・カラー
  • 手軽に写真が撮れるカメラ
  • 夜景モードも簡単に撮影できる
  • イヤホンジャック搭載

Cons

  • 使う人を選ぶColorOS
  • 本体の重量・厚さ

この記事をシェアする

関連記事

OPPO Reno3 Pro 5G、Snapdragon 765G搭載。本体の厚さはわずか7.7mm

no image

OPPO PCAT10 / PCAM10が認証通過 6.5 inchディスプレイ・16MP+2MPデュアルカメラ搭載

Android One 「Xiaomi Mi A3」 ハンズオンレビュー

[OPPO] 新機種 OPPO R15 / R15 梦镜版のティーザーを公開

OPPO Reno 10x Zoom 1ヵ月レビュー : これからも長く使いたいスマートフォンの一つに

OPPO PCPM00がTENAAに登場 6.4インチディスプレイとクアッドカメラ搭載

OPPO、10倍ハイブリッド光学ズームと新しい光学スクリーン指紋センサー技術を発表

Wi-FI・モバイルデータに接続せずにメッセージのやり取りや通話が可能に。 OPPOが新技術MeshTalkを発表

Xiaomi Mi A2レビュー SDM660搭載ながら200ドルから購入できるAndroid One