OPPO Reno / Reno 10倍変焦版(10x Zoom) 比較レビュー

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OPPO Reno標準版のハンズオンを先日記事にしましたが、10倍ズームをサポートするReno 10倍変焦版(10x Zoom)も中国から到着したので、今回は2つのモデルを比較しながらレビュー・ハンズオンを紹介したいと思います。ファーストインプレッションに近いので、今後使用してから写真など投稿したいと思います。

6/3 サンプル写真を追加しました。

 

まず、OPPO Renoシリーズの違いを紹介します。大まかに言うと、OPPO Reno(標準版)はミッドレンジ機、Reno 10倍変焦版はハイエンド機です。それぞれターゲットが異なるモデルとなっており、価格が抑えられているRenoは6.4 inchディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 710、48MP+5MPデュアルカメラを搭載します。

Reno 10倍変焦版は6.6 inchディスプレイ、Snapdragon 855、48MP+13MP+8MPトリプルカメラを載せています。このトリプルカメラはペリスコープ構造を採用し、スマートフォンでは高倍率な10倍ハイブリッドズームをサポートします。

 

OPPO Reno標準版のハンズオンはこちら↓

 

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OPPO Reno / Reno 10倍変焦版の主な仕様

OPPO RenoOPPO Reno10倍変焦版
OS
ColorOS 6 (Android 9 Pie)
OS
ColorOS 6 (Android 9 Pie)
Display
6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED,DCI-P,3,97%NTSC,430nit,Corning Gorilla Glass 6
Display
6.6 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED,DCI-P3,100%NTSC,430nit,画面占有率 93.1%
Corning Gorilla Glass 6
SoC
Qualcomm Snapdragon 710 2.2GHz Octa Core
SoC
Qualcomm Snapdragon 855 2.84GHz Octa Core
GPU
Adreno 616
GPU
Adreno 640
RAM
6GB / 8GB LPDDR4x 1866mhz
RAM
6GB / 8GB LPDDR4x 2133mhz
ROM
128GB / 256GB UFS 2.1
ROM
128GB / 256GB UFS 2.1
リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,6P,PDAF)
夜景 / パノラマ / ポートレート / 48MPモード / スローモーション / エキスパート / タイムラプス / スローモーション
リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,1/2.0型,Dual OIS,レーザーフォーカスセンサー)
リアカメラ2
5MP(f/2.4)
リアカメラ2
13MP(f/3.0) ペリスコープ望遠レンズ

リアカメラ3
8MP超広角レンズ(f/2.2,120°,10倍ハイブリッドズーム)
フロントカメラ
16MP(f/2.0,79.3°)
フロントカメラ
16MP(f/2.0,79.3°)
ビデオ
最高 4K 30fps / 1080p 60fps / 30fps /
720p 60 fps / 30fps / EIS
ビデオ
最高 4K 60fps,HISハイブリッドビデオ手ブレ補正,Audio ZOOM,Audio 3D

ネットワーク(全网通版)
Dual Nano SIM

GSM : 850/900/1800/1900MHz
CDMA : BC0(800MHz)
CDMA2000 : BC0(800MHz)
WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA : 1900(f)/2000(a)MHz
TD-LTE : 34/38/39/40/41(100M)
LTE-FDD : B1/2/3/4/5/8
4G+ TD-LTE : B38C/B39C/B40C/B41C/B39A+B41A
4G+ LTE-FDD : B1C/B2C/B3C/B1A+B3A
ネットワーク(全网通版)
Dual Nano SIM
GSM : 850/900/1800/1900MHz
CDMA : BC0(800MHz)
CDMA2000 : BC0(800MHz)
WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19
TD-SCDMA : 1900(f)/2000(a)MHz
TD-LTE : B34/38/39/40/41(2555-2655MHz)
LTE-FDD : B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
4G+ TD-LTE : B38C/B39C/B40C/B41C/B39A+B41A/
B40A+B40A/B41A+B41A/B40D/B41D/
B39A+B41C/B39C+B41A
4G+LTE FDD : B1C/B2C/B3C/B7C/
B1A+B3A/B1A+B3A+B5A/B1A+B3C
Wi-Fi / Bluetooth
2.4GHz / 5GHz
Bluetooth 5.0(SBC,AAC,aptX HD,LDAC)

Wi-Fi / Bluetooth
2.4GHz / 5GHz
Bluetooth 5.0(SBC,AAC,aptX HD,LDAC)

バッテリー
3765mAh Type-C,VOOC 3.0
バッテリー
4065mAh Type-C 3.2 1Gen,VOOC 3.0

その他
ディスプレイ指紋センサー,3.5mmイヤホンジャック,NFC,Dolby Atmos(OTA),AK4376A(ウェブサイト未掲載)

その他
ディスプレイ指紋センサー,NFC,Hi-Res,Dolby Atoms,3マイク
位置
GPS,A-GPS,Glonass.BeiDou,Galileo

位置
GPS L1+L5,,A-GPS,
Glonass,BeiDou,Galileo,QZSS

カラー
雾海绿 / 薄雾粉 / 星云紫 / 极夜黑
カラー
雾海绿 / 极夜黑
サイズ
156.6 × 74.3 × 9.0mm
サイズ
162.0 × 77.2 × 9.3mm
重量
185g
重量
210g
価格
6GB/128GB 2999元(446ドル)
6GB/256GB 3299元(491ドル)
8GB/256GB 3599元(536ドル)
価格
6GB/128GB 3999元(595ドル)
8GB/128GB 4499元(670ドル)
8GB/256GB 4799元(714ドル)

上の仕様表を見ると、大まかな違いがわかると思います。ミッドレンジの標準版のスペックも向上しており、10倍変焦版だけではなく標準版もLPDDR4xとUFS 2.1ストレージを採用しています。また、Sony IMX586 48MPセンサーを標準で備え、標準版はAK4376A(ウェブサイト未掲載)、10倍変焦版はHi-ResやGPS L1+L5をサポートします。

Renoシリーズは、カメラ・音楽・デザインなどは他シリーズよりも特に重点が置かれています。それにより、Hi-Res、Dolby Atomsに対応しステレオスピーカーを載せるなど、これまでのOPPOスマートフォンよりも様々な面で優れたパフォーマンスを発揮します。

簡単に仕様を確認したところで、本体のデザインから比較していきます。

 

デザイン

本体のデザインは共通してます。Renoシリーズは本体の中央ラインにカメラとレンズの傷を防ぐために採用されたO-Dot、ブランドロゴが配置されています。Reno 10倍変焦版のみ、D-Cutレンズとレーザーフォーカスを載せています。
ちなみに、NFCを載せているところは機種によって異なり、Reno 標準版はリアカメラ付近、Reno 10倍変焦版はDESIGNED BY OPPOという文字の辺りに搭載します。

Renoシリーズは、従来の左上にカメラ配置するよりも、中央にカメラなどを揃えることでバランスのいいデザインに仕上げられ、レンズの凹凸がない設計にすることで、手に持った時の第一印象は現在発売されているスマートフォンではあまり味わえないクリーンな感覚です。

また、Renoシリーズはカラーによって質感になります。
星云紫(紫)は全体的に光沢のあるガラスボディ、雾海绿(緑)は光沢とつや消しを組み合わせたAGマットフィニッシュ加工を施しています。これにより質感も大きく違い、雾海绿は手が引っ掛からないスベスベとした質感でR17 Proに近い質感です。

 

雾海绿はAGマットフィニッシュ加工

 

サイズ・重量

 

RenoReno 10倍変焦版
サイズ
156.6 × 74.3 × 9.0mm
サイズ
162.0 × 77.2 × 9.3mm
重量
185g
重量
210g

仕様表からわかるように、これらのモデルは画面の大きさとサイズも違います。Reno標準版は6.4 inchディスプレイを採用しているので数年前のスマートフォンと比較すると大型になっており、さらに大型なReno 10倍変焦版は6.6 inchです。
本体の高さと幅は、同じようなアスペクト比19.5:9のフルスクリーンスマートフォンとあまり変わりませんが、厚さはここ最近のスマートフォンよりも厚く設計されています。

 

本体の厚さ

この2つのモデルは0.3mm程の違いしかありませんが、実際に持ってみると厚さに重さも加わり、Reno 10倍変焦版はかなり大きく感じます。より大きなディスプレイを採用しているのでサイズが大きいのは当たり前ですが、9.3mmの厚さと210gという重量は慣れるまでに時間がかかると思います。

厚さについてはReno標準版の時も書いたように、レンズの凹凸がないこと、カーブデザインを採用していることでケース無しでの使用では個人的にはそこまで気になることではありませんでした。しかし、Reno 10倍変焦版は幅も77.2mmなので、片手で持ったり操作するというのは手の大きさによってかなり厳しいと思います。

 

デザインで触れませんでしたが、フレームにあるラインデザインはこの2つのモデルで異なります。また、上の画像の部分は斜めにリフトアップ(ポップアップ)するフロントカメラです。

 

SIMスロットも仕様が異なる

フレームの接続ポートとSIMスロットの配置は以上の通りです。
標準版には3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。Dual SIM仕様なのは両モデル共通ですが、Reno 10倍変焦版はMicroSDカードが挿入可能です。これにより動画機能やHi-Res音源の保存にも使用できます。

スピーカーは標準版のモノラルに対してReno 10倍変焦版はステレオ(上下スピーカー)です。目玉機能となっているDolby Atmosは、現在のところReno 10倍変焦版のみサポートしています。(標準版は開発者向けオプションから表示させることができますが、ONにすることはできません)

リフトアップ(ポップアップ)カメラ。前にカメラとソフトライト、後ろにフラッシュを搭載します。

 

ディスプレイ

サイズ比較でも少し紹介したディスプレイも比較していきます。

 

RenoReno 10倍変焦版
Display
6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED,DCI-P,3,97%NTSC,430nit,ディスプレイ対ボディ比 93.1%,Corning Gorilla Glass 6
Display
6.6 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED,DCI-P3,100%NTSC,430nit,ディスプレイ対ボディ比 93.1%
Corning Gorilla Glass 6
ベゼル幅
左右 1.59mm / 上部 1.8mm / 下部 3.49mm
ベゼル幅
左右 1.63mm / 上部 1.8mm / 下部 3.5mm

Reno標準版は19.5:9 6.4 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLED、Reno 10倍変焦版は19.5:9 6.6 inch 2340 × 1080 FHD+ AMOLEDを採用しています。大型化したことでQHD+解像度に上がらなかったことは少し残念ですが、それでもどちらも鮮やかで大画面なディスプレイを備えています。

中国メーカーもSuper AMOLEDを載せる端末が多くなってきた印象です。以前、RenoとMi 9と比較したように、RenoシリーズはMi 9のSuper AMOLEDよりも鮮やかです(デフォルト設定)

また、両モデルともCorning Gorilla Glass 6を採用しているので、落下時のディスプレイ耐久性も向上しています。(R17 Proも同様)

 

この画像は2つのモデルを並べたものです。
並べてみると6.4と6.6 inchの大きさの違いが大きくわかります。どちらも大型であることは間違いありませんが、通常使用するには6.4 inchの方が現実的です。ただ、より大型なReno 10倍変焦版の方がゲームや映像視聴で利点があるのでどちらがいいとは一概に言えません。なので、使い方によって選ぶというのが良いと思います。

標準版の左右ベゼルは1.59mm、下部は3.49mmです。Reno 10倍変焦版は左右が1.63mm、下部が3.5mmと微妙に数値が違いますが、ディスプレイ対ボディ比は93.1%と高く、どちらもフルスクリーン感を味わえます。

管理人(レビュー投稿者)は成人男性ですが、6.4 inchはある程度の片手操作が可能、6.6 inchは文字入力は画面端など手の平が当たってしまい入力できない時があります。

 

ディスプレイ指紋センサーはどちらも高精度で高速

R17 Proで初搭載した光学式のディスプレイ指紋センサーは、Renoシリーズでさらに高精度で高速になっています。公式の発表では認証精度が30%程度、速度は28.5%向上したと記載されています。実際に、R17 Proとは比較できないほど精度と速度が向上しています。
ディスプレイのセンサー部に登録した指を置けばほぼ一瞬でロック解除することができ、乾いた指や太陽光が強い環境でもロック解除できます。
両モデルでのロック解除速度に関してはほとんど差はありません。

Renoシリーズはディスプレイ指紋センサー以外に、フロントカメラによる顔認証もサポートしています。Find Xのように3D顔認証をサポートしている訳ではないですが、カメラは0.8秒で昇降するため顔認識でもスムーズなロック解除が可能です。

 

ハードウェア・性能

 

RenoReno 10倍変焦版
SoC
Qualcomm Snapdragon 710 2.2GHz Octa Core
SoC
Qualcomm Snapdragon 855 2.84GHz Octa Core
GPU
Adreno 616
GPU
Adreno 640
RAM
6GB / 8GB LPDDR4x 1866mhz
RAM
6GB / 8GB LPDDR4x 2133mhz
ROM
128GB / 256GB UFS 2.1
ROM
128GB / 256GB UFS 2.1
Wi-Fi / Bluetooth
2.4GHz / 5GHz
Bluetooth 5.0 

Wi-Fi / Bluetooth
2.4GHz / 5GHz
Bluetooth 5.0(SBC,AAC,aptX HD,LDAC)

バッテリー
3765mAh Type-C,VOOC 3.0
バッテリー
4065mAh Type-C 3.2 1Gen,VOOC 3.0

その他
ディスプレイ指紋センサー,3.5mmイヤホンジャック,NFC,Dolby Atmos(OTA),AK4376A(ウェブサイト未掲載)

その他
ディスプレイ指紋センサー,NFC,Hi-Res,Dolby Atoms,3マイク
位置
GPS,A-GPS,Glonass.BeiDou,Galileo

位置
GPS L1+L5,Glonass.BeiDou,Galileo,QZSS

SoCはミッドレンジスマートフォンに多く採用されている(R17 Proと同様)Qualcomm Snapdragon 710とSnapdragon 855になります。後ほどベンチマークを掲載しますが、SoCとGPUの性能的にはかなり差があります。
ただ、通常使用で大きな性能差を感じることはなく、Snapdragon 710でも十分なタスクをこなす性能はあります。

この点は比較ということではなく、使用用途に応じて選ぶというのが賢明だと思います。ただ、全体的な仕様を見ていくとReno 10倍変焦版の方が付加機能などが豊富で、多くの面でこちらを選ぶメリットは多くあるように思います。

何個か例を挙げると、Reno 10倍変焦版には水平リニアモーター(バイブレーション機能)、ヒートパイプ水冷システム、ステレオスピーカー、3つのマイクを載せています。Game Boost 2.0などのソフトウェアの最適化とSnapdragon 855の性能に加え、さらにゲームプレイ環境を引き上げる機能が搭載されています。
水平リニアモーターは日々使用するバイブレーション機能で、価格帯が上の他社ハイエンド機のような振動を感じることができ、内部機能もアップグレードされています。(この点はReno標準版と明らかに異なります)

Wi-Fi・Bluetooth・VOOC 3.0の対応は変わりませんが、Reno 10倍変焦版にはXiaomi Mi 9やその他ハイエンド機に採用されているGPS L1+L5をサポートします。RAM / ROMはどちらも共通で、Reno 10倍変焦版はMicroSDカードによるストレージ拡張をサポートします。

 

このように性能自体は大きな違いがあります。どちらが優れているかと言われればReno 10倍変焦版の方が優れていますが、性能だけで判断するのではなく用途に合ったモデルを選ぶ方が賢明です。

 

ベンチマーク

ベンチマークは目安としてご覧ください。
PCAM00(Reno標準版) / PCCM00(Reno 10倍変焦版)

Antutu

GeekBench

Androbench(ストレージ)

 

ソフトウェア

ソフトウェアは、最新のAndorid 9ベースのColorOS 6を搭載しています。RenoシリーズからColorOS 6に併せてAndroidバージョンもアップしドロワーモードが追加され、UIやアニメーション、フォントなどが一新されています。

同じようにColorOS 6を搭載していますが、ソフトウェアのバージョンが違うので機能に多少の差があります。
例えば、フルスクリーンジェスチャーです。

Reno標準版は従来のナビゲーションキーとスワイプアップジェスチャーのみのサポートになり、Reno 10倍変焦版はこの2つに加えて両サイドのスワイプジェスチャーという新しいジェスチャーが追加されています。これはMIUIのフルスクリーンジェスチャーに似ており、「戻る」操作をサイドのスワイプに変更し、画面下から上にスワイプで「ホームに戻る」、同じようにスワイプしホールドすると「アプリ履歴にアクセスする」というものになります。

さらにReno 10倍変焦版は、画面色モード(P3 / sRGB)や表示サイズの変更も可能で、現時点ではこのモデルの方が多機能です。

 

オーディオ(イコライザー)は、Reno標準版は従来通りReal Sound技術、Reno 10倍変焦版はDolby Atmosです。

その他についてはOPPO Renoのレビューで紹介しています。

 

 

カメラ

前回、Reno標準版のカメラサンプルを紹介したので、今回はReno 10倍変焦版を中心に書きたいと思います。SoCと同様で両モデルで一番の違いがある部分でもあります。

*サンプル写真は改めて投稿します。

 

リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,6P,PDAF)
夜景 / パノラマ / ポートレート / 48MPモード / スローモーション / エキスパート / タイムラプス / スローモーション
リアカメラ1
Sony IMX 586 48MP(f/1.7,1/2.0型,OIS,レーザーフォーカスセンサー)
夜景 / パノラマ / ポートレート / 48MPモード / スローモーション / エキスパート / タイムラプス / スローモーション
リアカメラ2
5MP(f/2.4)
リアカメラ2
13MP(f/3.0) ペリスコープ望遠レンズ

リアカメラ3
8MP超広角レンズ(f/2.2,120°,10倍ハイブリッドズーム)
フロントカメラ
16MP(f/2.0)
フロントカメラ
16MP(f/2.0)
ビデオ
最高 4K 30fps / 1080p 60fps / 30fps /
720p 60 fps / 30fps / EIS
ビデオ
最高 4K 60fps,HISハイブリッドビデオ手ブレ補正,Audio ZOOM,Audio 3D

本体写真からわかるように標準版には2つのレンズ、Reno 10倍変焦版には3つのレンズが搭載されています。
Sony IMX 586 48MPセンサーを載せていることは変わりませんが、8MPの120°超広角レンズと13MPの望遠レンズを載せ、10倍ハイブリッドズーム(デジタルズームは60倍)を可能にしています。これらのカメラは16mm-160mm焦点距離カバーし、さらにメインカメラと望遠レンズに光学式手ぶれ補正(OIS)を搭載することにより、手ぶれに強い設計になっています。

また、Reno 10倍変焦版は4K 60fpsでの動画撮影、横向きでの撮影時に自動的に音源の方向を検出することができる3D録画(3D Audio)、音を際立たせたりズームに伴いサウンドレベルを変更するサウンドフォーカス(Audio Zoom)を搭載します。

標準版でも同様のメインカメラを備えているので、日中や夜景でも手軽に綺麗な写真が撮影できます。しかし、10倍ズームやデュアルOIS、超広角レンズ、動画機能など豊富な機能を載せたReno 10倍変焦版の方が一台で様々な撮影が可能です。
*メディア向けに発表があったように、10倍ズームは800万画素を下回らないズーム写真を撮影できるものであって、発表当時の名称の”ロスレス”ではないようです。(恐らく、公式でも10倍ハイブリッドズームという名称になったと思います)

 

10倍ハイブリッドズームの操作感・撮影

 

実際に操作してみると、ズーム機能は1x / 2x / 6x / 10xと画面下にあるアイコンをタップするだけで簡単に切り替えることができます。10倍までは手ぶれもほとんど気にすることなく撮影することができ、AIモードはズーム機能使用時にも動作します。
10倍を超えるズームはアイコンを長押しすることで10倍~60倍まで変更することができます。20倍程度ならある程度、手持ちの状態でも撮影は可能でしたが最高倍率の60倍になると手持ち撮影は厳しく、画質も低下します。

ズーム機能は手軽に使用できるので実用性という点では高く、スマートフォンだけ持ち運び様々な写真を撮影したいという方にはちょうどいい機能だと思います。ただ、高品質なズーム写真を撮影したいという方は不満があるかもしれません。

 

写真サンプル

6/3にサンプル写真を追加しました。
写真を拡大すると、大きいサイズの写真が表示されます。モバイルデータ通信の方はご注意ください。

メイン(Sony IMX586)は日中など場所ではしっかりと性能を発揮します。花などの写真の場合、クローズアップして撮影することが多くなると思いますが、細かい質感まで撮影できています。ズーム機能やマクロモード(自動)を使用することにより、手軽に撮影できる印象です。

また、ワイドアングルレンズは通常よりも広角に迫力のある写真になりますが、他機種と同様で暗所撮影に弱いので明るい場所での撮影に適しています。

 

AI夜景 / ナイトモード

お馴染みになったナイトモードでは、AIの夜景よりもかなり明るい写真を撮影することができます。これは日の入り後の時間に撮影したものですが、実際に目で見ている時よりも明るいです。
ナイトモードを使用すると、写真全体が明るくなります。そのことで写真下側が白くなってしまい、多少不自然さが目立ちます。

 

OnePlus 7 Proと比較

 

上の画像はAI識別をオンにした状態で撮影したものです。左がReno 10倍変焦版、右はOnePlus 7 Proです。(OnePlus 7 Proはスマートコンテンツ検出オン、最新ソフトウェアバージョン)
実際に比較してみると、両者全く別の色合いの写真が撮影されています。OPPO Reno 10x Zoomは比較的自然な色合いで、目で見たの薄紫色に近く、OnePlus 7 Proは紫陽花の色が青っぽく撮影されています。

また、2つ目の比較ではOnePlus 7 Proの全体的な明るさに加えて、HDR補正が強く赤色が強調された写真が撮影できてます。Reno 10倍変焦版の方が目で見た印象に近い写真が撮影できており、比較すると暗い写真になっていますが金具や屋根の色などはしっかりと表現されています。

比較してみると、Reno 10倍変焦版の方が若干あっさりとした、目で見た色に近い写真を撮影することができます。
OPPOスマートフォンには幻惑色というコントラスト上げて全体をくっきりさせる機能も搭載されているので、夜景や花などを撮影するときにはオンにするとまた違った写真が撮れるかもしれません。

 

10倍ズームサンプル

1x / 2x / 6x / 10x Zoom

1x / 2x / 6x / 10x Zoom

 

1x / 10x Zoom

10倍ズームを使用する場合、周辺が明るい方が綺麗に撮影できます。上の写真は太陽が出ている状態ですが気候は曇りです。若干光が足りず、写真全体が暗くなっています。上の1倍~10倍の写真を見るとわかりますが、十分に明るい状態だと10倍ズームを使用してもはっきりと細部まで撮影可能です。

10倍ズームにすると画素数的には落ちてしまうのが残念ですが、スマートフォンでズーム機能を使用するという点で、現時点では十分過ぎると思います。Reno 10倍変焦版などのように、高倍率なズームはスマートフォンには不要という方もいるかと思います。ただ、使用してみると手ぶれもそこまで気になることがなく、10倍ズームまでなら手持ちで撮影することができます。

観光地などで人が多すぎて撮りたい場所に近づけない、スマートフォン中心でカメラは普段持ち運ばないという方は十分使える機能ではないでしょうか。

 

まとめ

今回はOPPO Reno 標準版/ OPPO Reno 10倍変焦版の比較を中心にレビューしました。
どちらのモデルも、デザインは変わらず独創的でOPPOらしい美しいデザインに仕上がっていると思います。ただ、サイズと重量はデザインの美しさに似合わずスマートフォンとしては重量級クラスなので、使う人を選ぶモデルであることは感じました。しかし、個人的にはどちらも箱を開けた瞬間から美しさに惚れてしまい、マンネリ化していたスマートフォンデザインをFind Xのようにまた新たなステージに押し上げるスマートフォンになることを期待できると思います。

 

Reno 10倍変焦版について想像以上の厚みと重さに驚きましたが、4000元以内(6GB/128GB)に抑えられたスマートフォンとしては多機能で、多くの最新技術を採用したスマートフォンになっていることに感心しました。
ズーム機能に目が行きますが、バイブレーション機能のアップグレード・6.6 inchの大画面・MicroSDカードサポート・レンズの凹凸がないデザインなど、性能だけでない部分の向上も評価できると感じました。

Hi-Res対応でイヤホンジャック非搭載は残念ではありますが、完全ワイヤレスイヤホンを使用していること、Type-Cアクセサリーも充実しているので個人的には全く気になりません。

 

用途に合えばどちらもおすすめ

性能差は明らかですが、上でも書いているように自分の使用用途に合ったモデルなら、Snapdragon 710を載せたReno 標準版でも十分です(日本で発売するなら)
より大画面・高性能・ゲーム環境・強力なズーム機能が欲しいという方はReno 10倍変焦版もおすすめです。

どちらを選ぶかという選択なら、Reno 10倍変焦版はハイエンドモデルながらも標準版 6GB/128GBと価格差が1000元(144ドル)程度しかないので、Reno 10倍変焦版を選択すると思います。また、OPPO公式サイト(グローバル)に記載されているように、Reno 10x Zoom(グローバル版)が展開されている国でリージョン関係なく修理できる国際保証サービスに対応しているため、サポート体制も十分期待できます。(Reno 10倍変焦版は記載が無いため対応しているかは不明)

 

日本ではどのモデルがリリースされるかは記事投稿時は不明ですが、実際に発売されるモデルを手に取って体験するといいと思います。
技適取得の検索ではCPH1919(Reno 10倍変焦版の国際版)のみ確認できたので、OPPO Renoのリリースはどうなるでしょうか。こちらも注目です。

 

購入先

OPPO Reno購入先・リンク
Aliexpressでの販売価格は462ドル程度、Reno 10倍変焦版は739ドル程度から購入できます。

OPPO Reno

OPPO Reno 10倍変焦版

 

 

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